5月15日(水) 10時~11時半、総合的な学習の時間『 壺屋やちむん見学 』を行いました。
天気にも恵まれ、普段見ることのない歴史ある石垣の裏道や工房の見学もでき、伝統的な景観の残る「壺屋」の景色も鮮やかで気持ち良い学習時間を過ごすことができました。
何より那覇市立壺屋博物館の比嘉様、嶽元様による、とても丁寧で分かりやすいご説明を頂き、参加した生徒の皆さんも真剣にメモを記録しながら、聞き入っていました。
「沖縄の焼物の始まり」や「壺屋の歴史」、「戦時中、戦後の職人の努力や人々の暮らし」、「現在の壺屋の課題」まで、身近な場所でも学びの多さに驚きました。
特に『戦後の沖縄は「壺屋」からスタートした!』という事実には感動しました。職人の方々とそれを支えてきた人々のご苦労とご努力を想像すると、大好きな「やちむん」を使うときの想いも変わりますね。
★★生徒の感想★★
「壺屋地域の皆さんが街並みや環境を維持する努力をされていることや、壺屋焼について知ることができ興味が沸きました。また機会を作って行きたいです。」
「陶芸家の方々は一つ一つ時間をかけて作品制作をされていて、手作業でしか出せない味があるなと思いました。」
「身近にあるのにも関わらず知らないことばかりで、沖縄の歴史をもっと多く知らないといけないなと思いました。」
「工場の中に、ほぼ完成している気に行ったコップがあったので買いに行きたいと思います。」
「通りに焼物の破片を張る取り組みをさらに増やす工夫をし、やちむんや壺屋焼をもっと身近に感じてもらうことで、壺屋焼を知る良いきっかけになると思いました。」
次年度は、是非多くの生徒が参加し「やちむん」の素晴らしさ・奥深さを実感できるよう楽しみにしています♪
担当:小郷