11月29日(金) 10:00~11:40(100分) 「人権について」の特別活動を実施しました。
①「人権とは?」 ②「人権に関わる法律」 ③「人権侵害と感じた経験」 ④「人権が尊重される社会を形成するための行動とは」について考え、人権教育のビデオ学習を通し、『人権』について理解を深める機会となりました。
①「人権とは?」の問いに明確に説明できることは、少し難しいと思いますが、様々な定義がある中で共通することは、人権とは『人々が生存と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利』となります。
②「人権に関する法律」は、123本(件)もあり、例えば「教育基本法」「労働基準法」「生活保護法」「障がい者支援法」などがあります。
ビデオ学習は、『いのちのコトバ』、『想う、つながる、一歩ふみだす』のタイトルで、命の誕生と終わりや発達障害、いじめや同和問題などを取り上げた内容でした。今回の人権についての学習を通し、生徒の皆さんがまとめた内容を一部紹介します。
③「人権侵害と感じた経験」(参加者のワークシートより)
・容姿や言動をからかう ・暴言を言う ・威圧的や暴力的な態度
・人種差別 ・男女差別 ・悪口を言われた
・相手を傷付けるような言動 ・いじめられている人を見たとき
・いじめられたとき ・・・など
④「人権が尊重される社会を形成するための行動とは」
(参加者のワークシートより)
・困っている人に無関心でなく、心の支えになりたい。
・他者の痛みを共感できるようになりたい。
・皆、何かを抱えて生きていることや、辛いのは自分だけじゃないことが分かると頑張れると思いました。
・問題から目を背けず、根本的な解決を目指す努力と、解決するまでの道を信じ行動することが大切だと思います。
・人権侵害が多くあることが当たり前にせず、この問題が無くなるような教育が必要だと思いました。
・相手の気持ちを考えて行動するよに心がけたい。
・自分の価値観を押し付けず、相手の個性を理解していきたい。
・自分の意見をはっきり言いたい。
・友達にアスペルガー症候群の子がいます。今日学んだことを心に接していきたいです。
・誰に対しても平等に接し、一人一人の権利を尊重していきたい。
・皆、得意不得意があるの、相手のことを考えて発言行動していきたい。
・発達障害も個性なので、多様性を尊重していきたい。
担当(小郷)