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11月ホームルーム(自立について)

2018年11月27日 08:14

朝、夜は肌寒くなりつつあり、沖縄にもようやく冬?の訪れを感じるようになりました。

英語を担当している名護です。

 

さて、11月26日(月)に毎月1回のホームルームが行われました。

毎月のホームルームでは、翌月の予定表を配布し、レポート〆切日などの予定を確認しています。

3年生に関しては、進路調査も継続的に実施しており、また今回は最後の定期試験の案内を実施しました。

 

1、2年生に対しては、予定表を確認後、「自立について」というテーマでアクティビティを実施しました。

「自立」と言っても意味はさまざまです。

本校では、アルバイトをしている生徒が多く、また卒業後に就職・進学のために一人暮らしを経験する生徒が多いため、

1人暮らしをした際にかかる費用について項目ごとに計算してもらいました。

その後、教員が各項目にかかる推定金額を伝えると、驚きの声があちらこちらから聞こえてきました。

沖縄県の高卒1年目の給与の手取りが14万~(高卒初任給)という現状を伝え、支出との差を計算すると赤字の生徒が続出でした。

 

授業後のコメントでは、

「社会って厳しい」

「親ってすごい」

「親に感謝したい、親孝行したい」

「今から貯金しないとなーと思った」

などが多くみられました。

 

ここからは、私見ではございますが、「学ぶこと」=「貯金」だと思っています。

アルバイトで稼いだお金(紙幣・硬貨)が目に見える貯金ですが、学校やおうちなどで「学ぶこと」は目に見えない貯金だと思っています。

ここでの「学ぶこと」には、もちろん勉強などの学習面然り、それ以外の学校以外の人間関係や社会勉強も含まれます。

ないことを祈りますが、万が一日本が破綻して、日本のお金の価値がゼロになったとしても、目に見えない貯金は残ります。

目に見えない貯金は、すぐには引き出せませんが、後々、将来社会に出た時に、今一時的に稼いで貯めた貯金以上に返ってくると思っています。

これ以上、お話しすると何か「壺を買わされる話が出てきそう」との声が出てきそうなので、今日はこの辺にします。

 

授業を構成するにあたり、私自身多くのことを勉強することができました。

ありがとうございました。

生徒のこれからの成長も楽しみつつ、終わりとさせていただきます。

 

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